◆垣根栽培ブドウの機械収穫システム

【その他】ものづくり技術 (2015/06/23公開)
大学院農学研究院 生物資源生産学部門
片岡 崇 准教授

-垣根仕立てで栽培されているワイン用ブドウの収穫機械-


 日本では生食用ブドウの生産量がワイン用ブドウの生産量よりも多いけれども、世界的にみるとワイン用ブドウの生産量が圧倒的に多いのが実情です。国外では自走式大型機械を利用して収穫しているブドウ園もありますが、車体がかなり大きいこと、樹木へのダメージ、そして価格の面からあまり普及はしていません。我が国を含めほとんどの農園では、手摘み収穫が行われています。この収穫体系を機械化することが、本研究の目的です。
 本研究で開発する機械収穫システムの構想は概略図の通りです。人がブドウ果実を見つけ、そこに切断ハサミを近づけ、切断し収穫します。基本的に操作は、人が行います。その操作機構の一部をアクチュエータで代替する機能を付加します。この機械を使用することで、収穫作業の軽労化、省力化が実現されます。






収穫機械は,収穫部とアームから構成される。収穫部には,ハサミを利用したモノと回転刃を利用したモノがある。

応用例


ブドウの収穫

産業界へのアピールポイント


ブドウの収穫機械は,自走式大型機械のみである。大型機械を導入するとなると,ブドウ樹木の配列も変更しなければならない。小型機械であれば,導入もしやすく,その市場は国内のみならず世界的に期待される。

研究室ホームページ


北海道大学大学院農学研究院 生物資源生産学部門 
生物生産工学分野 作物生産システム工学研究室

http://cpeng.bpe.agr.hokudai.ac.jp/
Update 2017-03-14
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