シーズ技術紹介

【その他】 (2015/10/21公開)

◆地下資源開発に伴う誘発地震モニタリング

大学院理学研究院 附属地震火山研究観測センター
高橋 浩晃 准教授

地下環境影響モニタリング手法の開発


地下資源開発やダム建設に伴い誘発される地震発生の特性・発生要因・地下流体モニターなどの調査研究

研究の内容


近年盛んにおこなわれている地熱や化石燃料資源開発、地下へのCO2貯蔵のため、地下からの熱水や可燃性ガスのくみ上げ、還元、地下への高圧流体の注入などが行われている。

これらの開発は、地下の応力状態や岩石強度を変化させるため、開発地域で地震の誘発などが発生する。

たとえば、アメリカではシェールガス開発にともなって、これまで地震がほとんどなかった地域で地震が活発化し有感となる地震も多く発生して大きな社会問題となっている。

地下の開発実施にともなって発生する地震の観測からその活動特性や発生メカニズムを明らかにして環境モニターを実施するとともに、重力や傾斜変化から地下流体の状態を監視することで、適正かつ持続的な資源開発の指針を与える。

応用例

  • 地震観測による誘発地震の監視
  • 地下応力状態の監視
  • 重力測定による地下流体の監視
  • 傾斜計による地下流体の監視

産業界へのアピールポイント


地下資源開発では、地下の環境変化をきちんとモニターし適正な開発を行うことが必要です。

地震観測や重力変化・傾斜変化は、地下の状態を監視する有力な手段であり、特に日本のような人口密集地域での開発を行う際に必要な地下環境管理に大きな役割を果たすものです。

研究室ホームページ


北海道大学大学院理学研究院附属
地震火山研究観測センター 地震観測研究分野
http://www.sci.hokudai.ac.jp/isv/



※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで

Update 2016-12-07
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