新興ベンチャーキャピタルの戦略

イベントリポート

1月28日(木)、工学部フロンティア応用科学研究棟1Fセミナー室にて「第7回北大発ベンチャー促進懇談会1月例会~新興ベンチャーキャピタルの戦略」を実施しました。

この懇談会は、本学の教員、学生などが保有する起業計画を発掘し、支援の機会を拡大するのが目的で開催するもので、主催が本学産学・地域協働推進機構、共催として中小企業基盤整備機構北海道本部、後援が経済産業省北海道経済産業局、北海道、札幌市、北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会、一般財団法人さっぽろ産業振興財団、公益財団法人北海道中小企業総合支援センター、北洋銀行、株式会社東京大学エッジキャピタル、北海道ベンチャーキャピタル株式会社となっております。

先ず、産学・地域協働推進機構の牧内勝哉副機構長の趣旨説明とあいさつから始まり、ショートプレゼンテーションとして、
「良質かつ豊富な資金を大学発ベンチャーに- 日本最大規模のエンジェル投資家グループ」をテーマにAngel Bridge 株式会社 代表取締役 井上 北斗氏、
「大学発ベンチャーへの投資活動について」をテーマに Beyond Next Ventures 株式会社 代表取締役社長 伊藤 毅氏、
「イノベーションに対する資金供給主体とその有効活用について」をテーマにインターキャピタル株式会社 代表取締役 須藤 研介氏、
「NEDOから見たベンチャーキャピタル」をテーマに産業技術総合研究所客員研究員、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)前副理事長 倉田 健児氏、
「中高生プログラミングキャンプを行う理由」をテーマにライフイズテック株式会社 取締役 松井 晋平氏に登壇いただきました。

また、講師の皆様には第2部として、事前もしくは当日に申し込んだ参加者からの起業及び起業経験に関する質問や相談に、対応をいただきました。


牧内副機構長挨拶


倉田氏プレゼンテーションの様子


会場風景


個別面談会の様子

リーフレット類


第7回北大発ベンチャー促進懇談会1月例会パンフレット(18,845 KB)

開催概要


  • 日 時:2016年1月28日(木) 15:00~17:30

  • 会 場:北海道大学 工学部フロンティア応用科学研究棟 1Fセミナー室

  • 参加費:無料

  • 定 員:50名(興味のある方ならどなたでも参加できます)


会場へのアクセス方法はこちらをご確認ください。
・交通アクセス

工学部フロンティア応用科学研究棟地図(609 KB)

プログラム

第1部


開会の挨拶


15:00~

  • 北海道大学 産学・地域協働推進機構
       副機構長 牧内 勝哉


プレゼンテーション


    ◇新興ベンチャーキャピタルの戦略
  • 「良質かつ豊富な資金を大学発ベンチャーに
    - 日本最大規模のエンジェル投資家グループ」
       Angel Bridge 株式会社 代表取締役 井上 北斗

  • 「大学発ベンチャーへの投資活動について」
       Beyond Next Ventures 株式会社 代表取締役社長 伊藤 毅
  •       
  • 「イノベーションに対する資金供給主体とその有効活用について」
       インターキャピタル株式会社 代表取締役 須藤 研介

  • ◇科学技術政策の視点から
  • 「NEDOから見たベンチャーキャピタル」
       産業技術総合研究所客員研究員 
       新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)前副理事長
                           倉田 健児

  • ◇起業家ケーススタディ
  • 「中高生プログラミングキャンプを行う理由」
       ライフイズテック株式会社 取締役 松井 晋平


第2部 個別面談会


17:05~  
  講師がプレゼン内容、その他のご相談を個別面談でお受けします。
 事前予約を優先します。

講師のご紹介


井上 北斗

Hokuto Inoue
Angel Bridge株式会社代表取締役

1980年大阪府出身。
2004年、東京大学大学院理学系研究科修士(宇宙物理学)。
2003-04年、JAXAにてX線天文衛星を開発。その後9年間、投資銀行Goldman Sachsにて、国内外の大型M&A及びIPOにアドバイザーとして従事。
2013年に東大インキュベーションラボのIntellectual Backyard株式会社を設立し、東大産学連携本部の支援の下、複数の技術シードを事業化。
2015年秋、日本において良質かつ豊富な資金を提供する目的でAngel Bridgeを設立。


伊藤 毅

Tsuyoshi Ito
Beyond Next Ventures株式会社代表取締役社長

2003年東京工業大学大学院 理工学研究科化学工学専攻修了後、ジャフコ入社。ジャフコにて主にリードインベスターかつ社外取締役として支援した先には、CYBERDYNE(2014年3月東証マザーズ上場)、Spiber、クオンタムバイオシステムズ、サイフューズ、マイクロ波化学等があり、大学発の技術シーズ段階からの事業化支援および投資活動に関して多数の実績と経験を有する。
2014年7月にジャフコを退社し、2014年8月に大学発ベンチャー、技術系ベンチャーのシードステージからのインキュベーション投資事業を行うことを目的にBeyond Next Ventures株式会社を創業し、代表取締役に就任。
2015年2月より1号ファンドを組成し、主にシード・アーリーステージの大学発ベンチャーへの投資を手がける独立系ベンチャーキャピタルとして活動中。
現在、Spiber株式会社、リバーフィールド株式会社、株式会社キュア・アップの社外取締役、およびJSTのSTARTプログラム代表事業プロモーターを兼務。


須藤 研介

Kensuke Sudo
インターキャピタル株式会社 代表取締役

1978年生まれ。札幌出身。北海道大学法学部卒業、北海道大学大学院法学研究科修了、ウィスコンシン大学マディソン校ロースクール修士課程修了(M.L.I.)。
2002年にモルガン・スタンレー証券株式会社に入社。
証券化商品部及びプリンシパル・トランズアクション・グループに在籍。証券化商品/仕組み債商品及びプリンシパル・ファイナンス取引の法務・税務・会計ストラクチャリング、取引エグゼキューション、リスク評価・資産評価、投資家及びその他関連当事者のインターフェース業務等を担当
2009年にインターキャピタルグループを設立、代表取締役に就任。
独立系投資ファンドとして、事業投資、不動産、株式、債券、債権、通貨、コモディティ、デリバティブ等の投資市場において、最良の投資機会を追求しており、現在は早い段階でのベンチャー投資も含めた事業投資に注力。
米国弁護士(ニューヨーク州)、米国公認会計士(ワシントン州)、日本証券アナリスト協会検定会員。


松井 晋平

Shimpei Matsui
ライフイズテック株式会社取締役

1981年、鎌倉市生まれ。慶應義塾大学経済学部中途退学。
株式会社ヨドバシカメラにて、秋葉原ゲームすれ違い通信エリア「ルイーダの酒場」を企画。
その後、戦略MGマネジメントゲームのゲーム開発デザイナーとして活動。美容版、治療院版の開発プロデューサーを担当。
2010年、ライフイズテック株式会社設立、取締役就任。「面白くてタメになる」を心に、中高生の可能性を広げる活動に従事。主に営業/地方教育を担当。中高生向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園」2013~2015総合ディレクター。
2015年にライフイズテック北海道大学キャンプを立ち上げる。


倉田 健児

Kenji Kurata
国立研究開発法人産業技術総合研究所客員研究員

1984年に通商産業省(当時、現経済産業省)に入省後、産業政策、技術政策、エネルギー政策などの企画立案とその実施に従事。こうした中で、ベンチャー企業支援のための政策や制度の策定に携わってきたほか、個々のベンチャー企業の支援を積極的に推進してきた。
2015年10月、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)副理事長を最後に経済産業省を退官。
京都大学より博士(エネルギー科学)取得。

企業&サービス概要

Angel Bridge株式会社


2015年10月に、良質かつ豊富な資金をベンチャー企業に提供する目的で設立されました。既に、大学発ベンチャーを含め約20億円の資金提供を行っております。
[私どもの特徴]
1) 世界トップクラスの金融機関で成功された方や日本を支える企業のオーナーなど、質と量において他に類をみない投資家グループであること
2) 全額個人マネーであり投資において期限がないこと/企業様の自由度が圧倒的に高いこと
3) 最短数日の迅速な意思決定
4) Goldman Sachs出身者が中心となっており、CFOとして業務をサポートし、グローバルレベルの財務戦略支援を提供できること

Beyond Next Ventures 株式会社


Beyond Next Venturesは、自らもゼロから創業した、起業家精神あふれる独立系ベンチャーキャピタルです。「起業家と共に、大学等の高度な技術シーズを実用化し、新産業創出と人材輩出により社会に貢献する」をミッションとして、日本の高度な研究成果の実用化、グローバルなマーケットを狙う大学・研究所発ベンチャーの設立を目指し、国内外の投資先企業、起業家、出資者、専門家等のネットワーク、知見や経験を活かしつつ事業化に取り組みます。
 当社は大学発・技術系ベンチャーが今後の日本の新産業を創っていくと信じています。起業家、研究者と共に、世界に貢献できる大学発・技術系ベンチャーを数多く創出していきたいと考えています。

インターキャピタル株式会社


インターキャピタルグループは2009年4月に発足し、独立系投資ファンドとして、事業投資、不動産、株式、債券、債権、通貨、コモディティ、デリバティブ等の投資市場において最良の投資機会を追求しており、現在は第2号ファンドの運用を行っています。
弊社の強みは、独立系の投資ファンドであることを生かし、高い自由度と裁量をもって幅広い投資機会の選択肢の中から最良の投資機会を追及できることにあると考えています。
日本のベンチャービジネスには、大きな成長の可能性がある魅力的な投資機会が数多く存在しています。弊社は現在、そのようなベンチャービジネスの発掘とベンチャー投資を積極的に行っています。

ライフイズテック株式会社


Life is Tech ! (ライフイズテック)は、中学生、高校生のためのプログラミング・ITキャンプ/スクールです。
iPhone・Androidアプリ・ゲーム開発、プログラミング、デザインなどの最新IT技術を学ぶことによって、中学生・高校生の「創造する力」と「つくる技術」の習得を目指すプログラムです。
2011年にスタートし、2015年現在、延べ10000人以上の中学生、高校生が参加し、国内最大級のプログラムとなっています。また、2014年には、Googleによる世界のICT教育組織に与えられる名誉ある賞を「東アジア地域」初受賞しました。
北海道大学 TLO通信 創業デスク 北海道大学研究シーズ集 vol.4
食科学プラットフォーム 北海道大学URAステーション 北海道大学 研究者総覧 onちゃん北大事務局