鳥人間コンテスト、レーシングカー設計の経験とベンチャー支援の深遠な関係

イベントリポート

※今回は、2月例会、年次報告会の司会担当をいたしました、
北海道大学大学院教育学院の蒔苗さんのリポートでお送りいたします!


3月24日、津嶋辰郎氏をお招きし、鳥人間コンテスト優勝秘話とレーシングカー設計の経験について、ご自身のこれまでのご経験をお話しいただきました。

鳥人間コンテスト優勝秘話は、胸熱な濃い内容でした。
大学生の熱い想いが、大学や町工場の大人たちを変えていくプロセスは、手に汗握りながら応援したくなるような展開の連続でした。

また、鳥人間コンテスト出場までの、実際の試運転映像を写して下さいましたが、映像の中の人力飛行機たちは、飛び立った瞬間に空中分解したり、宙に浮いたと思ったら操縦者が転落したり…、ほんの数秒であっけなく終わってしまうものばかり。
しかし、どの映像の中でも変わらないのは、学生たちが必死に人力飛行機を追いかけている姿。一つのことに全力疾走するその姿は、同じ大学生として心打たれ、私も熱くなろうじゃないの!気持ちが奮い立たされました。

レーシングカー設計の経験からは、組織としてものづくりをしていくこと、組織の中の自分の役割など、ベンチャー企業としての側面からお話し下さいました。

何か新しいものをつくる「0→1」の作業はまさに、最初から最後まで全てを担うベンチャーそのもの。
そのような新しい創出は「100→101」のように既存からの創出よりもエネルギーを必要とするが、それ以上に大きな推進力を得られるという実体験に基づいたコメントの数々が印象的でした。

そして、鳥人間コンテストとレーシングカー設計に通ずるのが「Discovery Driven Planning:発見探索型・仮説思考型計画法」であるということ。
これが、ベンチャー創業・支援の核としてつながっていることには、驚きつつも、新しい見方を知ることができたような新鮮な気持ちでした。

津嶋氏のエキサイティングな話の数々であっという間の1時間でした。


リーフレット類


緊急企画セミナーリーフレット(565 KB)

開催概要


  • 日 時:2016年3月24日(木) 17:00~18:00

  • 会 場:北海道大学 工学部フロンティア応用科学研究棟 1Fセミナー室

  • 参加費:無料

  • 定 員:30名(興味のある方ならどなたでも参加できます)


会場へのアクセス方法はこちらをご確認ください。
・交通アクセス
北大発ベンチャー促進懇談会緊急企画として、NEDOピッチでのプレゼンで企業等に指導をお願いしている津嶋辰郎さん自身の講演会を開催しました。

題して、
「鳥人間コンテスト、レーシングカー設計の経験とベンチャー支援の深遠な関係」です。

これまで2回に渡るピッチトレーニング(投資家に対するプレゼンテーションの練習)で、トレーニー、観客から、「津嶋さんの体験談をもっと聞きたい!」という声があがったため緊急企画としました。

「ものづくりの経験」がどのようにベンチャー支援に活きているのか?
学生時代の、鳥人間コンテストで大手企業を抑えて優勝した経験と、
レーシングカーコンストラクタ―での空力デザイナーの経験を持つ津嶋氏に、
これまで・これからの話をエキサイティングに語っていただきました。

講師のご紹介


津嶋 辰郎

Tatsuro Tsushima
INDEE Japan 代表取締役 マネージングディレクター

東京海洋大学博士後期課程 非常勤講師
NEDO(新エネルギー産業総合開発機構) 事業カタライザー

岡山県出身 大阪府立大学 航空宇宙工学専攻修士 
小学校時代に少年剣士として日本一を達成。大学時には人力飛行機チームを創設し、チームリーダーとして、鳥人間コンテストで2度の優勝と日本記録樹立を果たす。
その後、レーシングカーコンストラクターにおいて空力デザイナーとしてシリーズチャンピオンを獲得。
半導体製造装置ベンチャーの創業・事業立ち上げを先導の後、iTiDコンサルティングに入社。国内大手メーカーの新規事業立ち上げ支援、新製品開発支援、風土改革のほか、イノベーション人材の育成プログラムを中心とした各種セミナーの実績を持つ。
INDEE Japanを設立後は、ハイテク製品による新規事業の立ち上げプロジェクトを中心にグローバルに走り回っている。 自分を追い込むストイックな性格もあり、近年はIRONMAN (トライアスロン)にチャレンジ中。
北海道大学 TLO通信 創業デスク 北海道大学研究シーズ集 vol.4
食科学プラットフォーム 北海道大学URAステーション 北海道大学 研究者総覧 onちゃん北大事務局