シーズ技術紹介

【情報通信】 (2016/03/09公開)

携帯端末用高速日本語入力システムの開発

大学院情報科学研究科 メディアネットワーク専攻
荒木 健治 教授

北海道大学研究シーズ集webサイトオープンのお知らせ

かねてより準備を進めておりました北海道大学研究シーズ集webサイトをオープンいたしました。

本研究者の研究シーズはこちらです↓↓

https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/126/
ご利用者様・サイト訪問者様により使いやすく、質の良い情報を発信していけるよう、更新をしてまいります。北海道大学研究シーズ集webサイトをよろしくお願いいたします。





スマートフォン、携帯電話用の高速で容易な日本語入力法の開発


スマートフォン等の携帯端末に高速かつ容易に日本語を入力する方法は未だ存在しません。
本研究では強力な学習機能を用い50 音の仮名1行を数字に対応させることにより通常の半分の打鍵数で日本語の入力が可能となるシステムを実現します。

研究の内容


本システムは、文字情報縮退方式により入力された数字列を漢字仮名混じり文に変換するものです。文字情報縮退方式により一つの数字にあ行、か行など50 音の仮名1 行を対応させることにより、高速かつ容易な入力を可能としています。

本システムにおいては、入力された数字列と人手により校正された校正済み変換結果から帰納的学習により語を獲得します。したがって、辞書が空の状態からでも文脈に依存した語を獲得し、動的に対象に適応することができます。

入力が母音情報の縮退した数字の列であるため、仮名に比べて曖昧さが生じます。この曖昧さを解消するため、本システムにおいては、隣接文字情報、最上位階層語、位置推測情報を利用しています。最上位階層語の利用と位置推測処理により、獲得される語数の増大を図っており、隣接文字情報により、語のつながりを考慮した変換が可能となっています。

応用例


  • スマートフォン、携帯電話用の高速かつ容易な日本語入力システムの実現
  • テレビのリモコン等での番組検索用の容易な日本語入力システムの実現
  • パソコンでの日本語の高速な入力システムの実現


産業界へのアピールポイント


様々な情報機器が開発され、社会に広く浸透していますが、特にスマートフォン等の携帯用の機器において日本語を入力するシステムは、まだ満足できるものが開発されていないのが現状です。

本システムは、この問題を解決するために開発されたもので、その応用範囲は非常に広いと考えています。

研究室ホームページ


大学院情報科学研究科 メディアネットワーク専攻 言語メディア学研究室
http://arakilab.media.eng.hokudai.ac.jp/Araki_Lab/home.html

※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで
Update 2018-04-17
北海道大学 北海道大学 研究者総覧 onちゃん北大事務局 北海道大学研究シーズ集Webサイト
EARTHonEDGE北海道 DEMOLA HOKKAIDO 創業デスク 北海道大学 産学連携メールマガジン