シーズ技術紹介

【ライフサイエンス】 (2016/03/09公開)

分子標的治療薬の感受性試験

大学院医学研究科 細胞生理学分野
大場 雄介 教授

北海道大学研究シーズ集webサイトオープンのお知らせ

かねてより準備を進めておりました北海道大学研究シーズ集webサイトをオープンいたしました。

本研究者の研究シーズはこちらです↓↓

https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/8/
ご利用者様・サイト訪問者様により使いやすく、質の良い情報を発信していけるよう、更新をしてまいります。北海道大学研究シーズ集webサイトをよろしくお願いいたします。





蛍光バイオイメージングを用いて個々の細胞における薬剤反応性を可視化する技術


蛍光バイオイメージングはシングルセルレベルでの細胞の振る舞いを可視化する技術です。本法ではイメージング技術を応用し、薬剤に対する反応性と耐性の有無を可視化、将来の患者の薬剤応答性の予測することを実現しました。

研究の内容


本研究で開発した診断技術には、蛍光タンパク質とフェルスター共鳴エネルギー移動(Försterresonance energy transfer, FRET)の原理を用いた蛍光バイオセンサーを用いています。このバイオセンサーによりシングルセルレベルでの薬剤応答性を可視化することで、それぞれの細胞における薬剤反応性と微少な薬剤耐性細胞が検出可能となりました。結果として、従来技術
では成しえなかった高い一致率と将来の薬剤応答性の予測を可能としました。

本技術は世界初の蛍光タンパク質の臨床応用例であるとともに、効果の高い治療法の選択による安全性の担保、患者の経済的負担の軽減、医療費の抑制による医療経済学的効果などにつながると期待されます。

現在のところ慢性骨髄性白血病という血液のがんをモデルにプロジェクトを進めていますが、原理的には多くのがんに応用可能です。

応用例


  • 薬剤反応性の予測
  • 薬剤耐性細胞の検出
  • がん細胞の早期検出


産業界へのアピールポイント


細胞生理学分野では、蛍光バイオイメージングを用いたシグナル伝達研究を軸に研究活動を行っています。そこで生まれた知見や用いたバイオセンサーの応用にも取り組んでおります。キーワードは「Seeing is believing」。

本研究に関する知的財産



  • 特願2015-511267 「フェルスター共鳴エネルギー移動用ポリペプチド」

  • 特許第5665262 号 「BCR-ABL チロシンキナーゼ活性測定試薬」

研究室ホームページ


大学院医学研究科 細胞生理学分野
http://cp.med.hokudai.ac.jp



※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで

Update 2018-04-17
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