シーズ技術紹介

【ライフサイエンス】 (2016/03/09公開)

腫瘍血管新生阻害剤スクリーニングシステム

遺伝子病制御研究所 フロンティア研究ユニット 血管生物学研究室
樋田 京子 特任准教授

北海道大学研究シーズ集webサイトオープンのお知らせ

かねてより準備を進めておりました北海道大学研究シーズ集webサイトをオープンいたしました。

本研究者の研究シーズはこちらです↓↓

https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/27/
ご利用者様・サイト訪問者様により使いやすく、質の良い情報を発信していけるよう、更新をしてまいります。北海道大学研究シーズ集webサイトをよろしくお願いいたします。





腫瘍血管新生阻害剤開発のためのcell based screening assay システム


腫瘍血管内皮細胞を用いたcell-based screeningを実現する。現存の血管新生阻害剤における問題点 (副作用・コンパニオン診断薬がない)を克服し、次世代血管新生阻害療法開発につなげる。


研究の内容


分子標的治療薬の開発が進み、血管新生阻害剤が広く使用されるようになったが、治療効果を予測するコンパニオン診断薬が無いこと、正常血管への傷害による副作用といった問題もある。

われわれはヒト腫瘍血管内皮細胞の分離培養に成功しており、それらが発現する特異マーカーを同定している。

これら特異的分子を発現している腫瘍血管内皮細胞は新規薬剤や化合物のcell-based screeningに有用な貴重なマテリアルである。従来の腫瘍細胞株や臨床腫瘍組織片を用いた研究では発見されなかった新しいがん治療薬の標的や、さらにそれらを標的とする薬剤を同定することを可能とする。

さらにコンパニオン診断薬としてこれらの腫瘍血管内皮細胞が発現するマーカーを利用する事が可能となる。血管新生阻害剤の投与時期、期間、適応症例などを選別したうえでの個別化治療実現つなぐことを可能とする。

応用例


  • 新規抗がん剤の開発
  • 血管新生阻害療法のコンパニオン診断薬開発
  • 血管新生阻害剤のスクリーニングシステム


産業界へのアピールポイント


がん血管に特異的な新しい血管新生阻害剤は渇望されている。

腫瘍血管内皮マーカーは新たな個別化がん治療や血管新生の状況をモニタリングできる (次世代血管新生阻害剤)ならびにそのコンパニオン診断の実現につながると考える。

樋田研究室ではこれまで腫瘍の血管の特異性を様々な角度から明らかにしており、薬剤耐性やがん幹細胞、転移に関与する腫瘍血管を選択的に攻撃するような戦略も視野に入れて研究をおこなっている。

研究室ホームページ


遺伝子病制御研究所 フロンティア研究ユニット 
血管生物学研究室
http://www.igm.hokudai.ac.jp/vascular-biology/



※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで

Update 2018-04-17
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