シーズ技術紹介

【ナノテクノロジー・材料】 (2016/03/09公開)

生体材料のナノ・マイクロ表面改質技術

北海道大学病院 歯周・歯内療法科
宮治 裕史 講師

北海道大学研究シーズ集webサイトオープンのお知らせ

かねてより準備を進めておりました北海道大学研究シーズ集webサイトをオープンいたしました。

本研究者の研究シーズはこちらです↓↓

https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/24/
ご利用者様・サイト訪問者様により使いやすく、質の良い情報を発信していけるよう、更新をしてまいります。北海道大学研究シーズ集webサイトをよろしくお願いいたします。





再生医療・歯周病治療へのナノ物質の応用


バイオマテリアルや生体の表面にナノ・マイクロ構造を付与する技術です。細胞の接着増殖性向上など再生医療に有効な生物学的特性が発揮されます。また歯の表面を改質して歯周病などの歯科治療に役立てます。

研究の内容


再生医療に用いる生体材料(バイオマテリアル)の表面構造は、付着する細胞の活性に強い影響を与えます。

本研究ではナノ物質を用いたコーティングやナノ・マイクロインプリント技術によって、バイオマテリアルの表面構造を3 次元的に微細に変化させ、生体活性や自己組織化を向上させる技術確立を目指しています。
しかしナノ物質は凝集しやすく、凝集体は特性を発揮できないことから、本研究では電位調整による優れた単分散技術を応用しています。

実際にナノ・マイクロ表面改質を行うことで、細胞の接着・増殖性等の活性上昇を確認し、また生体内において自己組織化の飛躍的な促進を認めました。
再生医療への応用が期待されます。

また、ナノ物質による表面改質技術を応用して、歯の抗菌コーティング法の開発を行っています。ナノ物質の凝集性を逆に利用して、歯の表面に抗菌性ナノ物質の被膜を作製しました。細菌の付着増殖が抑制されたことから、歯科治
療への応用が期待されます。

応用例


  • 人工皮膚、人工骨
  • 組織再生用足場材
  • 骨接合材、歯科用インプラント
  • 歯科治療用医療機器
  • 歯のコーティング剤、歯磨剤


産業界へのアピールポイント


当研究室ではバイオマテリアルの生体活性に関するスクリーニング試験や前臨床試験を行っており、条件が整えば臨床研究を行うことができます。

生体材料開発には医工連携を推進する必要がありますが、これまでに数多くの産学連携の実績を積み上げています。
特に研究者間のミーティングの開催、データを企業側へ十分にフィードバックすることに注力しています。

研究室ホームページ


北海道大学病院 歯周・歯内療法科
http://www.den.hokudai.ac.jp/hozon2/tissue-engineering.html



※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで

Update 2018-04-17
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