シーズ技術紹介

【環境】 (2016/03/09公開)

北方都市圏における分散協調型コジェネレーションシステムの普及方策

大学院公共政策学連携研究部
外山 洋一 教授

余剰電力の有効利用等による北方都市圏の住宅地域におけるコジェネレーションシステムの普及方策の検討


日本の北方都市圏におけるコジェネレーション普及のための方策について研究しています。特に冬季の熱需要が高くなる北海道の住宅の特徴を生かし、熱主運転時の余剰電力を有効利用できる普及政策を検討中です。

研究の内容


北海道を典型とする日本の北方地域においては、特に冬季の住宅等の熱需要が、その他の地域に比べ、とても高くなります。北海道の1人あたりエネルギー消費量は全国の1.5倍近くになり、冬季の暖房需要に対する省エネが課題となっています。

コジェネレーションは発電と熱利用を同時に行う省エネ性、省CO2性に優れた技術として、今後の普及が期待されています。世界で初めて実用化された家庭用燃料電池など、家庭用コジェネレーションにも優れた技術がありますが、まだ普及が進んでいるとはいえない状況です。

そこで省エネ性、省CO2性に優れたコジェネレーションシステムの住宅等への普及を図る方策について工学系研究科とも協力しながら、主として政策面からアプローチについて研究しています。

コジェネレーションの熱電比の関係から稼動率が限定されるところ、政策的な支援を組み合わせて余剰電力をうまく活用することで普及を図る方策を検討中です。

応用例


エネルギー基本計画でも省エネ性、省CO2 性に優れたコジェネへの期待は高いが、特に家庭への普及は進んでいない。
北方都市圏の熱需要特性を踏まえた普及策により、住宅分野へコジェネ普及を進め、省エネ、省CO2 を図る。

自治体/産業界へのアピールポイント


現在、家庭用燃料電池(エネファーム)や家庭用ガスエンジン(コレモ)といった商品が家庭用コジェネレーションとして展開されているが、補助制度等もあるものの高額なシステムでもあり普及の途上である。

北海道の冬季熱需要にコジェネの利用が進むことにより、地域の省エネ、省CO2 に貢献することが可能となる。

公共政策学連携研究部ホームページ


大学院公共政策学連携研究部 外山研究室
http://www.hops.hokudai.ac.jp/


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