シーズ技術紹介

【その他】 (2016/03/09公開)

自然エネルギーの複合利用による園芸生産

北方生物圏フィールド科学センター
荒木 肇 教授

北海道大学研究シーズ集webサイトオープンのお知らせ

かねてより準備を進めておりました北海道大学研究シーズ集webサイトをオープンいたしました。

本研究者の研究シーズはこちらです↓↓

https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/25/
ご利用者様・サイト訪問者様により使いやすく、質の良い情報を発信していけるよう、更新をしてまいります。北海道大学研究シーズ集webサイトをよろしくお願いいたします。





地中熱と雪冷熱の活用事例


栽培室と地中深2m に埋設したダクトの間で空気循環させることで栽培室の気温を低下させ、その上で栽培ベッドに雪による冷却水を循環させことで、盛夏でも栽培ベッド内をチコリーの生育温度15 - 18℃の環境を創出してチコリー生産を可能にした。

研究の内容


二酸化炭素排出削減・省エネのために自然エネルギーを活用した農業生産を志向しており、そのエネルギー源からの熱供給、栽培ベッド等の温度環境、システムにマッチする作物選択を研究している。

これまで民間設備会社と協力して、木質ペレットによる冬季ハウス暖房、温泉廃湯・機械室余剰熱活用、地中熱と雪冷熱や堆肥熱との結合システムを設定して、その熱量評価をしている。

冷暖房は局所的に行い、温泉廃湯活用の冬季アスパラガス生産での供給熱量はハウス暖房(昼夜20℃)に比べ1/6 に低減できた。将来は他作物への応用や、小水力発電によりシステム全体を自然エネルギーで賄う体系を提示したい。

応用例


  • 温泉廃湯・機械室余剰熱による冬季アスパラ生産
  • 地中熱と雪冷熱による夏季チコリー生産
  • アスパラ若茎の雪室貯蔵
  • ハウス内局所冷却


産業界へのアピールポイント


節電や自然エネルギー活用を本気で考えている方が多数おり、活用場面の提示が重要です。自然エネルギーはそのマス(容積や重量)が大きく、産業界や地域との協力は必須です。

夕張では民間と協力して小水力発電も実現しました。私の研究は「ローテク(ローテクノロジー)」ですが、その現象を解析して誰もが使える道具にしてこそ普及できます。

研究室ホームページ


北方生物圏フィールド科学センター 生物生産研究農場
http://www.fsc.hokudai.ac.jp/farm/


※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで

Update 2018-04-17
北海道大学 北海道大学 研究者総覧 onちゃん北大事務局 北海道大学研究シーズ集Webサイト
EARTHonEDGE北海道 DEMOLA HOKKAIDO 創業デスク 北海道大学 産学連携メールマガジン