シーズ技術紹介

【その他】 (2016/03/09公開)

海岸保全施設の防災機能に着目した合理的維持管理手法の構築

大学院工学研究院 北方圏環境政策工学部門
横田 弘 教授

北海道大学研究シーズ集webサイトオープンのお知らせ

かねてより準備を進めておりました北海道大学研究シーズ集webサイトをオープンいたしました。

本研究者の研究シーズはこちらです↓↓

https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/180/
ご利用者様・サイト訪問者様により使いやすく、質の良い情報を発信していけるよう、更新をしてまいります。北海道大学研究シーズ集webサイトをよろしくお願いいたします。





社会基盤施設のライフサイクルマネジメント


コンクリートの堤防に代表される海岸保全施設を安全かつ円滑に利用するために、保持すべき機能・性能とともに、利用上や財政上の制約などの要因を加味した施設維持管理手法(ライフサイクルマネジメント)の構築を目指しています。

研究の内容


本研究は、コンクリートの材料的・力学的見地と施設の純現在価値増大の見地から、点検、診断、予測、性能評価のシステム化に取り組んでいます。

このシステムでは、複数のライフサイクルマネジメントシナリオを作成し、適切な指標を用いてそれらから最適なシナリオを選定することに特徴があります。

ライフサイクルマネジメントの構成要素は次のとおりです:
(1)社会基盤施設に生じる劣化の進行を効率的に把握し、的確に診断・評価を行うこと、
(2)マルコフ連鎖モデル等を用いて劣化進行過程を予測すること、
(3)解析ツールを用いて劣化の生じた構造体の性能を評価すること、
(4) 施設の純現在価値(NPV)等の指標を用いて維持管理の最適化を図ること。

これらを効率的に連携させたマネジメント手法の枠組みおよびシステム化を検討しています。


◆(1) 海岸構造物の変状に対する点検・診断と変状の類型化◆


◆(2) マルコフモデルによる劣化進行予測◆


◆(3) ひび割れが力学挙動(性能)に与える影響評価のための実験◆


◆(4) NPVによるシナリオ評価◆

応用例


  • 社会基盤施設の設計と維持管理の連係
  • 既存施設の機能・性能評価
  • 劣化および性能低下の将来予測
  • 合理的な維持補修対策法の選定
  • 維持管理コストの平準化
  • 施設の長寿命化


自治体/産業界へのアピールポイント


本研究で目標としているライフサイクルマネジメントは、点検診断、機能・性能評価、予測、維持補修設計、記録のデータベース化等の項目から構成されています。

これらのいずれの項目も高度化および信頼性の向上を図り、最終的にはコンピュータ上でシステムの構築をする必要があります。

これら個別の項目に対する共同研究等のご支援をお願いします。

研究室ホームページ


大学院工学研究院 北方圏環境政策工学部門 
ライフタイム工学研究室
http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/lifetime/index.html


※お問い合わせは 北海道大学 産学・地域協働推進機構ワンストップ窓口まで

Update 2018-04-17
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