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産地直送 北大ブランド通信vol.23~新商品“北大完熟ハスカップゼリー”のご紹介 ~

2023.08.23
産地直送 北大ブランド通信は、定期的に北大ブランドについて発信しております。
 北海道大学 余市果樹園のハスカップをたっぷり使用した「北大完熟ハスカップゼリー」が、8月8日(火)より北海道大学オリジナルショップ(インフォメーションセンター・エルムの森)から発売となりました。
 ハスカップはベリー類の一種で、北海道では勇払(ゆうふつ)原野(苫小牧周辺)などに自生しています。酸味が強く、ビタミンCやビタミンE、アントシアニンなど豊富な栄養素が含まれることでも知られています。北方生物圏フィールド科学センターの星野研究室では、各地より様々な系統のハスカップを収集し、研究しています。これらのハスカップの果実の形や大きさ、味は様々です。そこで、星野研究室ではこれらのハスカップの多様性を長年調査し、育種選抜による品種改良を行ってきました。
 品種改良によって作られたハスカップは、余市果樹園で栽培試験されており、毎年たくさんの実をつけます。研究で改良されたハスカップなので、木によってとても大きな果実を付けるものや、変わった形の果実もあります。味も様々で、甘いものから酸味が強いものまであり、それもまた魅力の一つではないでしょうか。
【ハスカップの実がなる様子】
〇毎年恒例、ハスカップ収穫
 ハスカップの果実は皮が薄くて実が柔らかいので、生のまま保存したり輸送することが難しい果実です。また、果実は葉の陰に隠れるように実をつけるため、収穫するのは大変な作業で、余市果樹園の技術職員だけでは取り切れないこともあります。そこで、「カフェdeごはん(インフォメーションセンター・エルムの森の中のカフェ)」の若手従業員が、今年も余市果樹園でハスカップの収穫を行いました。初めての参加者の中には、ハスカップを初めて見る人もいて、実際の味や食感に驚いていました。パティシエの小林さんも自らハスカップを収穫し、スイーツやお料理にも活用して頂けるそうです。
【パティシエ小林氏、収穫したハスカップ】
〇北大完熟ハスカップゼリー
 「北大完熟ハスカップゼリー」は、ハスカップの鮮やかの紫色のゼリーで、一口食べるとさわやかな酸味が口いっぱいに広がります。ゼリーの中には果肉も入っているので、プチプチとした食感も楽しめます。暑くて食欲が落ちている時など、よく冷やして召し上がってみては如何でしょうか?
 北海道大学オリジナルショップでは、同じく余市果樹園産のりんごを使用した「北大完熟りんごゼリー」も発売中です。こちらもりんごの果肉がたっぷり入った、食べ応えのあるゼリーとなっていますので、こちらも合わせてお試し頂ければと思います。
【北大完熟ハスカップゼリー】
販売店:
北海道大学オリジナルショップ(インフォメーションセンター・エルムの森、内)
・北大完熟ハスカップゼリー 価格:330円(税込み)
・北大完熟りんごゼリー 価格:330円(税込み)
(記事は2023年8月の情報です) 産地直送 北大ブランド通信バックナンバーはこちら