北海道常呂町を訪問、在来種ピンクにんにくの品質および生産性向上にむけて勉強会および意見交換会を開催しました。

平成29年5月31日(水)  常呂町農業協同組合会議室、圃場、日本製薬工業(株)北見工場

かつてはにんにく生産面積日本一であった北海道常呂町の常呂町農業協同組合を、本学農学研究院増田研究室および(株)前川製作所技術研究所と一緒に訪問し、勉強会および意見交換会を行いました。本学農学研究院増田税教授からはウイルスフリー化技術とウイルス検定法について、(株)前川製作所の伊沢剛副主任研究員からはエンドファイト(植物共生菌)の活用についての講演があり、引き続き意見交換会が行われました。常呂町ではにんにくの生産量が増加傾向にあり、それをさらに加速させるための技術開発について、予定していた時間を超過して活発な議論が行われ、まずはできることから共同研究を開始することになりました。その後、圃場見学を行い、広大な農場一面ににんにくが元気に生育している様子を拝見し、常呂町を生産面積のみならず生産量および品質においても日本一にすべく協働して技術開発を行うことで一致しました。最後に、常呂町のにんにくを使用して、医薬品の製造を行っている日本製薬工業(株)北見工場を見学させていただきました。見学終了後にこの工場で製造された黒にんにくを試食させていただき、一同元気になりました(笑)。

本学は札幌農学校の時代から実学を重視していますが、現場に出向く機会は減っているような印象を受けます。今回も現場に行ってはじめて知ることも多かったことから、食科学プラットフォームではこのような機会を増やしていこうと思います(木曽)。

広大なにんにく畑
元気に生育するピンクにんにく
(左)常呂町産ピンクにんにく (右)青森県産にんにく
日本製薬工業(株)北見工場見学