食科学プラットフォームとは

ご挨拶

北海道大学は、2014年に研究力強化推進本部を設置、同時に「創薬医療プラットフォーム」、「食科学プラットフォーム」、「物質材料プラットフォーム」、「オープンファシリティープラットフォーム」を設けました。
その一つである「食科学プラットフォーム」は2015年に北海道立総合研究機構(道総研)との連携を強化して、現在の協働体制を構築しました。大学は主に基礎研究から応用研究まで、道総研は実用化や商品化が主体であり、両者をシームレスに繋ぐことにより、これまでにないイノベーションを創出するとともに、実用化や商品化を加速します。
北海道大学は1876年発足の札幌農学校を起源としており、農学や畜産学など食に関する研究の長い伝統と実績があります。また、札幌農学校時代の1907年には日本で初の水産学部を発足させ、それ以来本学は人間の食に関する科学分野をカバーする研究拠点となっています。
地球温暖化の進展による天候の異変、それに伴う農林水産物の生産量減少、グローバル化の進展による国際競争の激化、世界に例を見ない速度で進む少子高齢化、世界的には人口の急増に伴う食糧難とそれに起因する食糧争奪戦をはじめ、我が国を取り巻く環境がますます厳しさを増しています。こんな時代だからこそ、産学官が協働して、課題の抽出から解決にあたり、将来の北海道の、さらには日本の農林水産業の技術革新に貢献するのが「食科学プラットフォーム」の最大の目的です。
今後とも皆様のより一層のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

2017年3月
食科学プラットフォーム長 木曽 良信