活動紹介

支援・推進プロジェクト

2015年度

農林水産省委託事業
「平成27年度農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業(発展融合ステージ)」

研究課題名:北方圏紅藻類の資源開発とその健康機能・素材特性を活かした次世代型機能性食品の創出
研究総括者:木曽 良信(産学・地域協働推進機構 特任教授・地域協働部門長)

概要:わが国は世界に類を見ない海藻利用国であり、特に昆布などの褐藻類がよく利用されてきました。一方、紅藻類はタンパク質、ビタミン等の栄養成分を豊富に含んでいますが、あまり利用されてきませんでした。そこで本研究では、北方圏に生育する紅藻類、特にダルス、アカバギンナンソウ、クロハギンナンソウに着目し、それらが有する健康機能性を明らかにするとともに、養殖や加工技術の開発による安定供給と、次世代型の機能性食品の創出を目指します。

「ダルス」とは

紅藻類の一種。特徴であるシャキシャキとした食感から「海のパセリ」と呼ばれています。抗酸化に優れ、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているダルスは、アイルランドやカナダでは、パンやマッシュポテトに入れたり、乾燥させておつまみにしたりなど、昔から食されています。またフランスではダルス入りバターが有名で、高級レストラン等で使用されています。食科学プラットフォームでは、企業によるダルスの製品化や飲食店でのメニュー化を進めています。

 

2014年度

農林水産省革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)
「医学・栄養学との連携による日本食の評価」補完研究

研究課題名:日本食によるストレス・脳機能改善効果の解明
研究代表者:久住 一郎(医学研究科 教授)

概要:日常の食生活が児童の衝動性・多動性や大学生の抑うつ傾向に与える影響を心理学的・生物学的側面から評価する。成人病リスクの高い中高年層において、食行動がパーソナリティ・ストレス感受性・睡眠・認知機能に及ぼす影響を明らかにし、日本食の介入試験を通じ、日本食のこれらの側面に対する改善効果を検討する。日本食の「抗疲労効果」をあらゆる年代層の介入試験を通じ、ストレス機能・自律神経機能・睡眠機能から立証する。


農林水産省革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)
「医学・栄養学との連携による日本食の評価」補完研究

研究課題名:日本食スタイルの評価と健康影響の検討
研究代表者:玉腰 暁子(医学研究科 教授)

概要:日本人の食生活・スタイルの現状を既存統計資料、既存コホートを含めた対象集団、調査方法の異なる4つのアプローチにより多面的に把握する。得られた情報と健康の関連を詳細に検討するとともに、計画研究から導き出される食材や特徴的な食パターンの健康に対する影響を、人を対象とする実データにより検証する。これらの食スタイルの評価、健康との関連解析結果を総合し、「日本型食スコア」を提案する。