研究者紹介
物理学者が生ウニの冷凍技術を開発!
理学部 物理学科 野嵜 龍介 教授
【知的財産】
出願番号:2019-109621
名称:ウニ冷凍物及びその製造方法
名称:ウニ冷凍物及びその製造方法
私たちの研究室では「液体の物理的安定化と生命現象ダイナミクス素過程に関する基礎研究」を行っています。
気体と結晶固体の中間に位置する液体は、分子間相互作用が無視できないばかりか構造が時間とともに変化する大変複雑な系です。
通常の液体だけでなく、過冷却液体・ガラス・溶液など非晶凝縮系全体を複雑液体と呼びます。
物理学において、実在の結晶固体や気体は、それぞれ理想固体(結晶構造は時間変化しない)や理想気体(分子間相互作用がない)を起点に摂動を導入して理解することができます。
しかし、液体ではそのような方法は使えません。物理学における液体の定式化は未解決なのです。
そのような中で、液体の分子運動における普遍性を見出し、定式化の踏み台にしようというのが私たちの研究です。
通常の液体だけでなく、過冷却液体・ガラス・溶液など非晶凝縮系全体を複雑液体と呼びます。
物理学において、実在の結晶固体や気体は、それぞれ理想固体(結晶構造は時間変化しない)や理想気体(分子間相互作用がない)を起点に摂動を導入して理解することができます。
しかし、液体ではそのような方法は使えません。物理学における液体の定式化は未解決なのです。
そのような中で、液体の分子運動における普遍性を見出し、定式化の踏み台にしようというのが私たちの研究です。
2022.09.06